『アクリルパーテーション』お手入れ/掃除方法【コロナ対策】

『アクリルパーテーション』お手入れ/掃除方法【コロナ対策】

飛沫感染対策透明パーティションのお手入れの仕方

お手入れ方法をあやまると表面や端面がヒビや白くなるなどのトラブルが起きることがございます。 このページでは正しいクリーニング等の取り扱い方法と注意点をご説明します。

クリーニング方法

透明パーティションの表面を拭き掃除する方法についてご説明します。

中性洗剤を使用する方法

最も安全な方法は中性洗剤を使用します。 ぬるま湯に5%程度の食器洗い中性洗剤(液体タイプ)を入れて、柔らかい布に含ませてよく絞ってから拭き取ってください。 硬い布、強い力で拭きますと傷つくことがあるので柔らかい布で弱い力で拭いてください。  

アルコールを使用する方法

消毒と言えばアルコールで拭かれる場合もあると思います。 しかし、アルコールで拭かれる場合は注意が必要です。 弊社のお客様ではございませんが、毎日アルコールで拭いていたら表面に細かいヒビが入った、白くなったという話を聞きました。 このトラブルは拭き方次第で避けられます。 このトラブルはプラスチック表面に付着したアルコールの量が多い場合、長時間付着した場合に起こります。 そのため、プラスチックにアルコールを吹き付けるなど、直接付着させないでください布などに少量のアルコールを染み込ませてから拭くことで安全に掃除ができます。     窓ガラスの掃除のように直接吹き付けてから拭くイメージがあると思いますが、絶対にしてはいけません。 布に少量染み込ませてから拭き掃除してください。 実際当社は静電気防止、掃除目的でアルコールで拭いています。 45年間この方法でトラブルがあったことはありません。 ただし、アクリル製品の端面の切断加工方法、つや出し加工方法次第では端面の磨き加工(つや出し)してある部分を拭くとヒビが入る恐れがあります。 特に端面がピカピカに磨いてあるものは要注意です。 アクリルのつや出し加工の多くは熱によってツヤを出しています。 その部分のみ熱によって収縮して応力が発生します。 その応力がかかっている端面にアルコールが付着するとクラックが入ります。 特にピカピカの端面はガスバーナーで炙る方法やレーザーでカットしてツヤを出している場合が多いです。 切断面を溶かしてツヤを出しているので応力と歪みが強く、アルコールを使うとほぼ確実にヒビが入ります。 ただ、レーザーで切断しているかなど加工方法を、仕上がりから確認することは加工業者でもないかぎり難しいと思います。 現在、大量生産品はレーザーで切断していることが多いので、基本的にはアルコールは避けたほうが無難だと思います。 当社の飛沫感染対策透明パーティションに関してはアルコールの使用を想定して磨き加工(つや出し)は上記のガス磨きやレーザーは使用しません。 バフ磨きという方法を軽めに行い、応力の発生を少なくしてありますので上記のアルコールを使った拭き方ではヒビは入りません。 布に含ませるアルコールを少量に抑えることが重要ですが、加減がわかりにくい場合は前述の中性洗剤5%のぬるま湯で拭く方法が無難です。    

お取り扱い上の注意事項

キズの予防について

アクリルやポリカーボネートなどプラスチックはガラスと比較して割れにくいですがキズがつきやすい材質です。 砂など硬くとがったものなどを引きずるとキズがつくおそれがあります。 表面に硬いものが付着している場合は息を吹きかけるまたは、引きずらないよう注意して軽く払ってください。

保護紙について

ほとんどの場合で保護紙(マスキング)がついた状態でお渡しします。 この保護紙は長期間付けっぱなし、または湿気を含むと剥がしにくくなります。 お受け取り後は早めに剥がしてください。 もし、剥がす前に水で濡らしてしまった場合は乾いてから剥がしてください。 濡れた状態で剥がすとプラスチックに紙の糊が残りますので、拭き取り作業で苦労します。

高温、火について

高い温度の場所で使用すると変形や反りや白濁することがあります。 アクリルの耐熱温度(連続)は80℃ほど、ポリカーボネートは120℃ほどですが、反りはもっと低い温度でも生じることがあります。 温度の高さと使用時間の長さによって条件は変わりますが、アクリルでしたら24時間連続使用の場合で50℃以下でご使用ください。 引火のおそれがありますので火を使う場所では使用しないでください。 焼き肉店などテーブルにコンロが設置してある場所で使用されていた事例があるそうです。 火災につながりますので絶対に近づけないでください

衝突、落下等について

転倒、落下のおそれがある場所には設置しないでください。 無理な力を加えたりすることで、たわみが生じて破損に繋がることがありますのでご注意ください。 ぶつけたりした場合はヒビやキズがないか確認ししてください。 万が一割れた場合はけ破片は十分注意して拾ってください。  

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