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看板 ライトパネル・LED 公開:2021年7月30日

LEDライトパネルとその仕組みとは?|飲食店の店頭や展示会に使える、照明入り看板のおすすめ

看板照明には看板の表面をスポットライトなどで外から照らす外照型と、看板の内側に光源が組み込まれた内照型があります。

 

この内照型の看板は多くが光源に蛍光管を使用していましたが、近年は発熱量が少なく電気の消費も小さいLEDライトパネルが主流になりつつあります。

 

今回はこのLEDライトパネルについて、その仕組や歴史、おすすめの看板をご紹介したいと思います。

LEDライトパネルとは?導光板とは?

LEDライトパネルとは、表示面全体が光っているポスターフレームのことを指します。

 

薄く軽いため、置型や壁掛けなどさまざまな設置方法をとることができ、屋内の案内板や広告のほか、店頭に設置することで従来の内照型の看板照明と同じ使い方も可能です。

 

組み込まれているLEDライトが放つ光を表面全体にまんべんなく広げるための導光板と呼ばれるパネルを使用することで、表示面全体が明るくなり視認性が高くなると同時に、看板自体は軽量化省スペース化されます。

見栄えは蛍光管式の電飾照明よりもくっきりとして明るく鮮やかになり、ポスターの変更をするだけで看板の内容を簡単に変更できる点も、従来の看板よりも便利と言えるでしょう。

 

蛍光管からLED主流となった歴史

2010年頃からLEDが照明の光源として採用されるようになり、省電力で長寿命なのでエコの観点からも官民共同で積極的に使用が推奨されるようになりました。

 

そのなかで、看板の照明も従来の蛍光管からより長寿命で省電力なLEDに置き換わっていきました。

 

登場当初のLEDは光源の単価自体が高額だったこともあり、蛍光管を使用した看板より高価でした。また品質も安定せず、割合安価な海外製品は故障しがちでした。

 

しかし、2015年頃からは日本企業の海外工場で大規模なLEDの生産が始まり、高品質低価格のLEDライトパネルが市場に登場し始めました。現在は流通量の増加から価格は大きく下がり、LED看板照明の主流となっています。

LEDライトパネルのメリット①長寿命で意外とコスパが良い

LEDは長寿命で知られていますが、実際には約4万時間~5万時間と言われています。

(1日6時間の点灯で約6,666日~8,333日なので、蛍光管の約6,7倍。)

 

LED照明が市場に登場し始めたのが2009年頃であるため、そろそろ理論上の寿命である10年を迎えるLEDが出始めていますが、LED自身の寿命より前に、組み込まれている照明器具の寿命が来るケースのほうが多いため、実際に寿命の限界まで使用されているLEDはまだごく少数です。

 

一方で蛍光管は6,000~1万2,000時間で、

1日6時間点灯すると、1,000日~2,000日で寿命が来る計算になります。

 

ただ、蛍光管の場合は寿命が近くなると左右から少しずつ黒ずみが広がり、光が弱くなって明滅が始まるため、実際に点灯しなくなるより早く交換時期が来ます。

 

参考として、国内での生産が終了している白熱電球は1,000~2,000時間でした。1日6時間点灯すると166日~333日で寿命となり、半年から1年で交換となります。

LEDライトパネルのメリット②省電力で家庭用電力でも使用可能

LEDは蛍光灯やその他の照明光源と比較して消費電力は15~30%程度なので、従来の蛍光灯やダウンライトなどと比べて圧倒的に少ない電力で強い光量を出すことができます。

 

一部の例外を除いてほとんどのLED照明は省電力設計になっているため、特別に電気工事をして契約変更する必要はなく、家庭用電力で十分に使用が可能です。

 

一部の蛍光管対応の照明器具で蛍光管型LEDを使用する場合、工事が必要なケースがあります。

 

LEDライトパネルは基本的に家庭用電力で使用できます。野外で使用する場合は防水・漏電保護のあるタップなどを使用してください。

LEDライトパネルのメリット③軽量小型でかつ、本体が熱くないこと

LEDは従来の照明光源と比較して非常に小型で軽量です。そのため、設置場所や保管場所にスペースの制約を受けにくいのが特徴です。

 

また、LED光源も発光を制御している基盤部分は発熱しますが 、光源自体が全体的に高温になる蛍光管などの他の光源と比較すると本体が触れられないほど熱くなることはありません。

 

そのため、LEDライトパネルも本体が高温になって触れられなくなったり、最悪の場合火傷をしたりするような心配もありません。点灯中に本体に触れて移動することも十分に可能です。

LEDライトパネルのおすすめ2選

弊社が取り扱うLEDライトパネルの中から、価格と性能、サイズの面でイチオシのLEDライトパネルを2点ご紹介します。

 

どちらも高輝度のLEDを使用しており、くっきりとした明るさで夜間の高い視認性が人気の商品です。

 

是非ご購入を検討する際に参考にしてください。

屋外用A型看板のLEDライトパネル

  • 店頭や店外での使用も安心の屋外対応
  • A1サイズなので遠くからも見えてよく目立つ
  • フレームと本体は丈夫で軽いアルミ製
  • 消費電力は25Wの省電力設計で電気代も安心!

屋外での使用に対応したA型パネル看板です。
今回ご紹介している片面タイプの他、両面タイプもご用意があります。

シルバー
本体サイズ W640mm×H1,200mm×D70mm
原稿サイズ W594mm×H841mm
表示画面 W575mm×H820mm
表面照度 3,500LUX
本体材質 本体:アルミ  面板:LED導光板 
入力電源(Kg) AC110V-50/60Hz
消費電力 25w
価格 35,500~39,350円(税込)

 

屋内用、B1サイズのLED看板

  • 屋内用の壁掛けLED看板
  • 4500LUXの超高輝度LEDでポスターも細部まではっきりくっきり!
  • 店内照明としても使用できます
  • B1対応で使用方法の幅が広がります

屋内用のLEDライトパネルです。壁掛けタイプになっており、晴れた日の窓辺と同じ明るさの4500LUXで、光のムラも最小限に抑えております。

ブラック
本体サイズ 773×1,095mm
原稿サイズ 728×1,030mm
表示画面 700×1,022mm
表面照度 4,500LUX
重量(kg) 11.0kg
消費電力 50w
価格 38,500~42,900円(税込)

 

LEDライトパネルを購入する時は、置く場所と必要な明るさの確認を

LEDライトパネルは軽量で省電力・省スペースな電飾看板です。その視認性の高さから、ポスターの入れ替えなどによってさまざまな情報発信が可能です。

また、LEDは非常に長寿命な照明器具でもあり、一度購入すれば長期間に渡って使用できます。

購入時には屋外用であれば防水なのか、設置場所でどのくらい明るくしたいのかを確認してから、サイズや用途に合うLEDライトパネルをご購入ください。

また、使用するポスターは弊社でも印刷に対応しておりますので、是非ご相談ください。

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