お洒落なだけじゃない! 多灯照明のメリット

日本の照明の特徴

  日本の住居は、和室でも洋室でもお部屋の中心に明るく大きな照明を設置する「一室一灯」方式が一般的です。   一方、外国の住居でよく見られるように明るすぎない照明を複数設置する方法を「多灯分散」方式といい、日本の住居で多く採用されるようになったのは、わりと最近のことです。   これはインテリアとしての「多灯分散」ですが、昔の日本も室内の必要な場所に必要な人がそれぞれロウソクを灯す「多灯分散」だったはず……。 いつしか「一室一灯」が当たり前になりましたが、これはきっと優れた照明器具を開発製造できる電機メーカーが多かったためなのでしょう。    

多灯分散照明の普及

  多灯分散照明が普及した要因として、北欧など外国のインテリアが身近になったこともありますが、LEDの登場がもっとも大きかったのではないかと思われます。   間接照明 = 白熱電球 = 電気代が高い/電球が熱くなるので場所によっては危険…   そんなハードルを一気に取り除いたのがLED照明。  
  • 1つの電球で昼光色(青白い蛍光灯のような色)~電球色(白熱電球のような色)まで調色可能。
  • 電気を効率的に光に変えられるため、消費電力が少なく電気代が安い。
  • 電気を光に変換するためのエネルギーが少なくすむため、電球が熱を持ちにくい。
  そしてなにより、従来の電球に比べ格段に寿命が長いため、交換する際に多少不便な場所にも取り付けられるのも大きな魅力です。      

参考:白熱電球とLED電球の電気代について

 
  • ここでは60W相当の電球で比較します。
  • 電気代を求める計算式は 電球のW数×時間÷1000×料金単価 です。
  • 60W型の白熱電球の消費電力は57W前後(商品によって異なります)です。
  • LED電球は「60W型相当」となり、消費電力は6W前後(商品によって異なります)です。
  例)1日8時間使用、料金単価30円(東京電力第3段階料金)として 60Wの白熱電球:57W×8時間÷1000×料金単価30円=13.68円 60W相当のLED電球:7.6W×8時間÷1000×料金単価30円=1.824円   白熱電球の電気使用量はLED電球の約7.5倍です。 この差額は間接照明のように「空間を照らす」ための出費としては、かなり大きく感じるのではないでしょうか?    

参考:白熱電球とLED電球の寿命について

  白熱電球の寿命:1000~2000時間 LED電球の寿命:40000~50000時間    

照明の上手な使い方

  例えば寝室。 よい睡眠には直接光を浴びないことが重要です。 しかし真っ暗ではなく、周囲がほんのり見える程度の薄明りをつけた方がよい眠りを得られるのだそうです。 枕元にテーブルライトを置くより、壁や天井を照らす方が面で広がる(光がやわらかくなる)ため効果的です。   とはいえ多灯照明を取り入れるにしても、天井にシーリングやローゼットが1つしかないお部屋が多いと思います。 そんなお部屋でも照明を楽しめるのが多灯タイプの照明です。    

多灯照明の魅力

  こちらの照明は4灯とも向きや角度が自由に変えられるため、これひとつでメインの照明にも間接照明にもなる優れもの。   前項のように寝室で使う場合、2灯を下に、もう2灯を壁に向けておけば、起きている間は部屋全体を、就寝時は壁だけを照らすことができます。   また、お気に入りのポスターやインテリアに光を当てるスポットライト的な使い方もおすすめです。      

製品紹介

天然ウッドバー4灯シーリングライト ※8月中旬より予約販売受付中 ■仕様 製品名:ウッドバー4灯シーリングライト 型番:lsld-800 本体材質:スチール、天然木 サイズ:H110(天井電源取り付け器具・ウッドバー部分)×W800×D140㎜ 使用電球:口金E26(直径26㎜) 重量:約2.5kg カラー:天井電源取り付け器具・シェード=ブラックマット仕上げ ウッドバー=茶色 定格電圧:100V(50/60Hz) プルスイッチ(チェーン):840㎜ 保証期間:納品日から1年

「照明の色」を活用して “おうち時間上級者” を目指しませんか?

照明の色味について

リモートワークやステイホームで、家にいる時間が長くなった方が多いと思います。 1日の多くの時間を自宅で過ごしていると、どんなに規則正しい生活を心がけていても、気持ちにメリハリがなくなってきます。 そんな単調になりがちな生活リズムを簡単に切り替えてくれるのが「照明の色」です。    

照明の色味について

照明の色味は「色温度」で表します。色温度には「昼光色」「昼白色」「白色」「温白色」「電球色」の5種類があり、高いほど青みが、低いほど赤みが強くなります。 色温度にはケルビン(K)という単位が用いられます。これは「明るさ」ではなく「光の色」を表す数値です。(明るさはルーメンという単位で表されます) それぞれの光のケルビン数は ・昼光色…約6500K 蛍光灯などの青白い光 ・昼白色…約5000K 自然光に近い光 ・白色……約4200K 人工的な白味がある光 ・温白色…約3500K やや黄色みがある光 ・電球色…約3000K オレンジや黄色味の強い光 です。 ちなみに、日中の太陽光は約5500~6500K、朝日や夕日は約2000~3000K、ろうそくや焚き火の炎は約1000K前後です。    

光の色による効果

  図のように、色温度が高い光ほど集中力やモチベーションを上げる効果があり、色温度が低いほどリラックス効果があります。蛍光灯より電球、電球より夕日や焚き火の方が人を落ち着かせるのです(焚き火映像が動画サイト等で「癒される」「よく眠れる」と人気コンテンツの1つになっている理由がここにあります)。 また家電メーカー等が行った実験では、室内の温度が同じでも昼光色だと低く感じ、電球色だと高く感じるという結果が出たのだそうです。 このように気持ちや体感は光の色味に影響されやすいため、シチュエーションで照明を使い分ける事は非常に有効です。    

シチュエーション別 最適な照明色

●朝 窓から降り注ぐ太陽光で目覚めるのが理想ですが、天候・季節・お部屋の向き等でそれが難しい場合は、昼光色の光を活用するとスッキリと目覚められます。起床30分前から光を浴び始めるとよりよい目覚めが得られます。 ●家事 手元やお部屋の状況がよく見える昼白色がおすすめ。自然光に近く疲れにくい光でもあります。 家計簿など集中力のいる作業には昼光色が向いています。 ●仕事や勉強 仕事や勉強など集中力が必要な場面には昼光色が適しています。 2時間ごとに電球色の中で過ごすリラックスタイムをもうける事で、集中力が持続しやすくなります。 ●読書 調べもののための読書は頭の冴える昼光色、好きな本をじっくり読みたい時には昼白色がおすすめです。 ●調理・食事 調理する時には食材の色や鮮度、料理の状態が確認しやすい昼白色~温白色を。 食事中はゆったりできる温白色~電球色を選びましょう。料理をより美味しそうに見せる効果もあります。 ●夜 睡眠直前まで昼光色をあびていると目が冴え寝つきも悪くなります。眠る1時間前には電球色の光の中でリラックスする事がよい睡眠を取るコツです。  

様々な光を演出できる照明器具

前項のように、仕事部屋(勉強部屋)・リビング・キッチン・寝室など、部屋ごと・エリアごとに適した照明を設置できればベストですが、なかなかそうもいきません。 そこでおすすめなのが、光を自由に操れる照明器具にチェンジして、その都度切り替える事。 色味や明るさが調整できる照明器具なら、どの時間・どのシチュエーションにも相応しい光を演出してくれます。     ・調色:昼光色~電球色まで ・調光:100%~0% ※常夜灯モードやタイマーもあるので、おやすみ時も安心です。   洋室にも和室にも似合う木目調のやさしいデザイン。厚みがないので圧迫感がありません。 本体が600gほどなので、女性でもひとりで簡単に取り付ける事ができます。     こちらは8月中旬予約販売開始の新商品です。 詳細は下記をご覧ください。  

製品紹介

LEDシーリングライト 木目調6畳タイプ ※8月中旬より予約販売開始 ▼製品ページ▼ https://takasyou.jp/store/products/detail/3710   ■仕様 製品名:LEDシーリングライト・木目調6畳タイプ 型番:lsl-w380 本体材質:PMMA(アクリル)、ポリカーボネート、アルミニウム サイズ:H80(木目デザイン40)×W380㎜ 重量:本体600g カラー:ホワイト、フレーム木目調 定格電圧:100V(50/60Hz) 消費電力:30W 照明:LEDライト 適用畳数:6畳用 調光調色:10段階 演色性:Ra80以上 定格光束:約3200lm 色温度:約2800~6500k 付属品:リモコン(単4乾電池2本別)、アダプター、黒スポンジ(本体固定、天井傷防止) 保証期間:納品日から1年