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「お店の前におしゃれな看板を置きたい」「でもスペースが足りないかも…」とお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
看板は地面に置くため、道路に関係する法律と密接に関わっているので、店舗の前に置く看板も敷地からはみ出さないように気を付けなければいけません。しかし、狭いスペースでも看板を置きたい場合、どうすればいいのでしょうか。
実は省スペースにおけるおしゃれな小型看板は、商店街などに出店している路面店の場合、大きな看板よりも集客効果を発揮するのです。
今回はおしゃれで集客効果が高い、省スペースにおける小型看板について、詳しく解説していきたいと思います。
看板は大きさも種類もさまざま
外照式のファサード看板や、のぼり旗や横断幕、内照式の袖看板など、看板は設置場所や材質、目的によって大きさも種類も多種多様です。その種類の多さから、看板に関係する法律も道交法や道路法、建築基準法、各自治体の景観条例など広範にわたっています。
豊富な種類がある看板の中でも、さまざまな業種で使い勝手が良いのが、小型のスタンド看板です。
小さいのでどこにでも設置しやすく、折りたためば保管にも困らない扱いやすさが魅力の小型スタンド看板は、設置に際して特別に法律上行わなければいけない申請もありません。
小型のスタンド看板は商業施設内や商店街に最適!
看板は敷地の外に設置する場合、たとえ看板本体が敷地内にあっても、歩道や車道にかかる場合は道路法や道交法によって定められた申請を行わなければいけません。
のぼりや大型の電飾看板、A型看板などのすぐに移動できる看板であっても、はみ出す形で設置する場合は申請が必要になります。
その点、小型のスタンド看板は設置場所をあまり取らないことから、限られた狭いスペースでも使用が可能です。
そしてもう一点、小型の看板には商業施設や商店街などに適しているメリットがあります。それは、通行人の目線の高さにあう看板である点です。
左右の店舗を見ながら歩いている時、人の視線は上ではなく前方やや下に向かいます。そのため、目線の高さよりも下にある小型看板のほうが、前を向いている視界の中に入りやすくなるのです。
スタンド看板にはどんなタイプがあるの?
スタンド看板にはいくつかのタイプがありますが、今回紹介する小型看板は大きく分けて「折り畳める看板」と「キャスター付き看板」の2種類があります。
折り畳める看板はスタンダードなA型看板を代表として、表示面が大きく、畳めば平面になることから収納スペースにも困らない使い勝手の良い看板です。
キャスター付き看板は大型の電飾看板から小型のT型スタンド看板まで幅広く、出し入れや移動がしやすいのが特徴です。
折り畳めるタイプの看板
折り畳めるタイプの看板でもっともオーソドックスなのはA型スタンド看板です。サイズも豊富で、大きいものではB0サイズまであり、材質や機能は多岐にわたります。
折り畳めることで看板を収納するスペースを大きく確保する必要がないことや、持ち運びができる重量であり、表示面は裏表両方にある形が多いことから、路面店の店頭で広く活用されています。
折り畳み看板には他に、チラシの配布に適したZ型や、三脚とパネルを組み合わせるスタンド型などもあります。
オーソドックスなA型スタンド看板
オーソドックスでよく使われているA型看板は、2枚の板状の看板で構成され、開いた時に横から見るとアルファベットのAに似た形になることから、A型看板と呼ばれています。
脚部を大きく開いて置けることで安定性も高く、さらに脚部に重石を追加することで倒れにくく、万一の場合の接触や強風にも強い看板です。閉じたときは平面になるので、閉店時に収納しやすく、扱いやすいことから多くの路面広告や看板として活用されています。
スタンダードな大きさはA1~B1ですが、商業施設や敷地が狭い店舗などではA2やさらに一回り小ぶりなA3サイズを使用することもあります。
LEDライトパネルでポスター面全体を発光させるものや、B4のポスターを複数差し込んで使用するものなど、形や種類のバリエーションが最も豊富な看板と言えます。
キャスター付きで出し入れしやすい看板
脚部にキャスターを付けることで、スムーズに移動したり出し入れがしやすいキャスター付き看板は、大型の電飾看板から小型のT型スタンド看板まで、豊富なサイズと種類があります。
その中でも小型のT型スタンド看板は、スッキリとした見た目とスタイリッシュさ、置き場所のフレキシブルさから、店舗の店頭に設置する看板として活用されています。
看板の表示面によって種類がいくつかあり、大きく分けると面板貼付け型と面板差し替え型の2種類あります。前者は基本的に看板の内容を変更しないものに適し、後者は定期的に内容を変更するものに適しています。
スッキリした見た目のT型スタンド看板
T型スタンド看板の由来はTを上下逆にした形をしていることから付けられました。面板が薄型の物が多く、他の看板と比較すると縦に細長い形状が特徴的です。もっともスタンダードなタイプは、スチールやアルミの面板にキャスター付きの脚部が接合した形状です。
多く見られるT型スタンド看板は、面板貼付け型もしくは面板差し替え型ですが、内側にLEDライトパネルを組み込んだ内照式や、パネルポスターを挟み込む大型の看板もあります。
脚部が大きく安定しており、更にキャスターがついているため移動がしやすいので、ある程度の大きさがある看板でも設置や収納がスムーズなのが魅力のひとつでしょう。
面板の大きさは小型のものはA4程度から、大型のものはB1~B2程度まで幅広く、用途に合わせた選択をする必要があります。
省スペースで狭い奥行きにも使えるL型スタンド看板
L型スタンド看板は、横から見た形がアルファベットのLの文字に似ている看板です。面板は脚部に対して斜めに接続していることが多く、A型スタンド看板とT型スタンド看板の中間の特徴を持っています。
狭い奥行きでも安定して設置できるため、店舗前にあまりスペースがない場合でも使用できるのが魅力です。
段差がある場所や階段などに設置できるL型看板もあり、限られたスペースを有効的に活用して効果的に看板を置きたい場合などに適しています。